めまい|京都市伏見区の耳鼻咽喉科、淀ひまわりクリニック|京阪淀駅より徒歩3分

めまい

めまいとは

めまい

めまいとは、視覚や平衡感覚が乱れる状態のことをいいます。
めまい自体が病気という訳ではなく、何かしらの病気によって引き起こされる症状だといえるでしょう。

めまいは、耳か脳に原因があることが多いですが、耳や脳に問題がなくても疲労やストレスなどの影響でめまいを起こす可能性もあります。
そのため、まずは原因を特定し、適切な治療を行うことが重要です。

めまいの種類と原因

めまいの種類は、大きく3種類に分けられます。

①回転性のめまい・・・天井や壁、または自分自身がグルグル回っている感覚
原因疾患 メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、異常脳幹・小脳出血または梗塞、脳腫瘍など
②浮動性のめまい・・・足下がふわふわする感覚、足が地に着かない感覚
原因疾患 メニエール病、前庭神経炎、PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍など
③立ちくらみを伴うめまい・・・目の前が急に真っ暗になる、立ちあがった瞬間突然クラッとする
原因疾患 低血圧症、起立性調整障害、心疾患、血管迷走神経反射、脱水、高度の貧血など

当院のめまいの検査の体制

(1) 赤外線 CCD カメラ
めまいを発症する際に眼球が激しく動く場合があります。
そのため、赤外線 CCD カメラを用いて、めまいによる眼の揺れを検査します。
(2) 聴力検査
耳の異常によりめまいが起きているのかを調べるために聴力検査を行います。
難聴を伴うめまいかどうかを判断します。
(3) 重心動揺計
めまいによるふらつき、また重心のずれの検査を行い、コンピューターで計測・分析することで原因を探ります。
(4) 血液検査
貧血の有無やその程度、また止血機能など、めまいに関連する項目を調べます。

当院のめまい診療に対する方針

めまい

めまいを経験されると、「何が原因なのか」「次にいつ起こるのか」「めまいが起きた時はどうしよう」など不安に駆られることと思います。

当院のめまい診療は、まずは原因を追究して、それを詳しく説明することでめまいについて理解していただくことから始めます。その後、原因に合わせて治療を行います。また、早期にめまいへのリハビリをしていただくことで、治療期間を短くし、お薬を服薬する期間も短くしていくことを目指します。

めまいでお悩みの場合は、まずはご相談いただき、しっかりと理解した上で一緒に治療をしていきましょう。
当院ではめまいのリハビリについて、スタッフから指導させていただく時間を設けております。お気軽にスタッフまでお申し付けください。