発達相談外来|京都市伏見区の耳鼻咽喉科、淀ひまわりクリニック|京阪淀駅より徒歩3分

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発達相談について

健やかな子どもたちの成長を願って

発達相談とは

発達相談とは

こどもの育ちは一人ひとり異なります。その当たり前の事実をわかっていながらも、わが子を他の子どもと比べて不安になったり、インターネットで情報を調べてさらに心配になることはありませんか。

発達相談は、「ことばが遅い」「落ち着きがない」などのちょっと気になる行動や発達の様子について、小児科医が中心となり、必要に応じて言語聴覚士などの他職種と連携をとりながら支援の方向性を探っていく外来です。

子どもの発達のプロセス

子どもの発達のプロセス

子どもの発達は、言葉、運動、社会性、感情など、さまざまな分野で段階的に進んでいきます。発達のペースには個人差があり、早い・遅いだけでは判断できません。「うちの子、ちょっと違うかも?」と思ったら、早めにご相談ください。

発達障害と個性について

発達障害と個性について

発達障害と呼ばれるものは、「言葉が話せない」「パニックになってしまう」といった生活に大きな困りごとから、「少し落ち着きがない」「忘れ物が多い」など、ごく身近な気になることまで、幅広い状態を指します。

しかし「障害」という言葉にとらわれることなく、それぞれの特徴を個性と考え、必要以上に「病気」と決めつけないために、最適な環境を整えることが何より大切です。

専門医が丁寧に評価を行い、こどもの個性や強みをどう伸ばしていくかを一緒に考えます。

発達相談の目的

お子さんの育ちや発達に関して気になることがある場合、まずは小児科医がご相談をお受けし、医療的な視点から状況を丁寧に確認します。そのうえで、必要に応じて発達検査や言語聴覚士による評価・支援につなげていきます。

こうした早期の気づきと適切な支援を通じて、お子さんのより良い発達とご家族の安心をサポートすることが、私たちの発達相談外来の目的です。

① 気になる様子に気づく

(ことばが遅い、落ち着きがない等)

② 小児科医が診察

医療的な視点で状況を確認

③ 必要に応じて検査・評価・紹介

・発達検査 ・ST評価 ・他機関紹介

④ 適切な支援・関わりへつなげる

ご家族の安心とお子さんの成長を支援

チェックリスト

お子さんの発達が気になるとき、「これって大丈夫かな?」と思ったら、まず気軽に使えるチェックリストです。
専門家に相談するきっかけづくりとしてご活用ください。

0~6歳(乳幼児)

  • ことばが出るのが遅い気がする
  • 名前を呼んでも反応がない
  • 目を合わせることが少ない
  • 同じ遊びや動作を何度も繰り返す
  • ちょっとしたことや、急な変化に戸惑いやすい
  • 笑う・怒る・泣いたりが長く続く
  • 手や物を動かす独特なクセ(例:手を振る、物を並べる)がある

6~12歳(小学生)

  • 友達とうまく遊べないと感じる
  • 忘れ物や混乱が多い
  • 授業中じっとしていられない
  • 文字を書く・計算が苦手
  • 周りの音や光が気になりやすい
  • ルールや約束を守るのが難しい
  • 話し方の切り替えがうまくできない

12歳~(中学生)

  • 学校に行きたがらない、馴染めない
  • 気分の波が激しい
  • 友達づきあいが難しく、1人でいることが多い
  • 将来への不安や、自分を否定しがち
  • 人間関係で悩みやトラブルが繰り返される
  • 生活リズムが乱れやすい(昼夜逆転など)

ご家族が感じること

  • インターネットで調べるほど心配になる
  • 家で対応するのに限界を感じる
  • 保育園や学校から何かしらの指摘があった
  • 周りから「個性的」と言われて不安に感じる
  • どう関わればよいかわからない

チェックのポイント

相談

1つでも当てはまれば、心配しすぎず、まず相談してください。
相談は「できないこと」を探すものではなく、お子さんや家族の気持ちに寄り添うためのものです。

少しでも「気になる」と思ったら、早めの相談が問題解決につながります。
一番上の予約の流れ・問診票からご連絡をお待ちしております。

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